My ot life★

作業療法士として、成長の日々。自己啓発

作業療法士になるためには?作業療法士は国家資格!!

 

はじめに

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作業療法士は国家資格です。国家試験は、年に1回実施されています。

年に1回しかチャンスが無いかと思うと、試験の重みを感じます。

そして、誰でも国家試験が受けられるのか?というと、違います。

 

作業療法士になるための方法をお伝えします♪

 

国家試験を受けるための方法は?

国家試験を受ける為には、作業療法士養成施設にて、3年以上作業療法士として必要な知識及び技術を習得する必要があります。

作業療法士になるため、学ぶ大学や専門学校のことをいいます。近年では、専門学校から大学へ移行した学校も多くあります。専門知識を学びます。座学に実技、そして臨床実習を終える必要があります。

作業療法士養成学校で3年から4年しっかり学び、卒業の見込みがある学生のみ、1年に1回の国家試験を受ける資格を得ることができます。

 

専門学校と大学の違いは?

専門学校と私大では、学費の面では大きな差はありません。県立大学や都立大学の場合は、他の大学・専門学校に比べてかなり学費は抑えられます。ただ、募集人数がかなり少ないので、狭き門となっています。

一番の違いは、養成校に通う年数です。専門学校は3年から4年。大学は4年です。

また、専門学校は、作業療法士になるための専門的なことのみ学びます。大学では一般教養を学ぶ点も異なります。

 

専門学校と大学のメリット・デメリットは?

専門学校のメリット

専門学校は、3年制の学校もあります。早く作業療法士になりたい人は、専門学校でを探すといいでしょう。また、専門学校には、夜間部を設けている学校もあり、働きながら学んでいる学生も多くいます。そして、夜間部の学生は、社会人経験を積んでから資格取得を目指す方も多いのが特徴です。専門分野を学ぶために作られた施設ですから、設備が整っていることが多いです。

早く作業療法士になりたい、仕事と両立したいという方は、専門学校が向いています。

 

専門学校のデメリット

専門学校なので、その分野しか学べない。

作業療法士に向いてない、方向性を変えたい場合は学校を辞めるしかありません。

一般教養を学びたい、色々な学科の人と交流を持ちたい人には、交流関係が狭いと感じるかもしれません。

また、3年で学ぶ場合、専門的知識を短期間で学ぶことになります。また、座学だけでなく、実習も同時に行う為かなり大変です。相当なやる気と決意がなければ、挫折する可能性は高くなるでしょう。

 

大学のメリット・デメリット

大学のメリット

作業療法の専門知識だけでなく、他の学科の生徒と交流をもてることです。専門的な知識を学ぶことはもちろんですが、視野を広げる為にもいろんな人と交流を持つことは今後の強みになります。

また、教養科目として、外国語やその他の知識も学べます。そして、4年制大学を卒業すると学士になります。今の世の中、どこの大学を出た、高卒だから、中卒だからとあまり関係なくなってきたように感じますが、やはり大卒というのは、強みではないでしょうか。

 

大学のデメリット

専門分野だけを学ぶわけではないので、卒業に必要なその他の科目まで単位を取得しなければならないという点です。専門分野だけでも多くの事を学ぶ必要がある中で、その他の科目のレポートや単位の取得をしなくてはいけないのは、負担が増えるのは確実です。大学によっては、学科の生徒数が多く、積極的に学んでいかないと先生との距離も遠く感じることがあるかもしれません。

 

人間力・コミュニケーション力は必須!

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作業療法士は、対人仕事です。患者様・利用者様を相手に仕事をします。また、職場でも一人で黙々とする仕事ではありません。チーム医療であり、医者や看護師・介護士・ケアマネ・理学療法士言語聴覚士等としっかりと連携をとる必要があります。そのため、自分の考えや意思をもちながらも、他者の意見を聞き受け入れるという柔軟性も必要です。

今、対人関係が苦手だからと言って、作業療法士に向いてないなと思う必要はありません。これから、いろいろな人と関わることで、コミュニケーション力は鍛えられます。人相手が得意・好きな人は、特に向いていると思います。

まとめ

作業療法士になるためには、国家試験を通る必要があり、まずは養成学校を卒業しなくてはなりません。短時間で取れる資格ではありません。

作業療法士に、興味がある人、なりたい人。これだけは言えます!作業療法士は、とてもやりがいのある仕事です!!私はこの仕事ができてとても幸せです^^